上皿天秤(読み)うわざらてんびん

日本大百科全書(ニッポニカ)「上皿天秤」の解説

上皿天秤
うわざらてんびん

左右の腕の長さが等しい秤(はかり)ざおの両端上部に皿を設け、品物の質量を分銅と比較する型の秤。中央支点の上部につり合いを見る指針と度表が設けてある。天秤は普通、皿をつり下げた形のものであるが、上皿天秤は、フランスの数学者ロバーバル(ロべルバルとも。Gilles Personne de Roberval(1602―1675))の開発した補助のさおを使った平行運動機構(ロバーバルの機構)により、皿を上方に支え、かつ、皿のどの位置に品物や分銅を置いても影響を受けないようになっている。調剤用の小型のものから10キログラム程度の雑貨用まである。

[小泉袈裟勝・今井秀孝 2015年4月17日]


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精選版 日本国語大辞典「上皿天秤」の解説

うわざら‐てんびん うはざら‥【上皿天秤】

〘名〙 天秤の一種。桿(さお)の両端の皿に目方をはかろうとする物と分銅を載せて、重さを量る。

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デジタル大辞泉「上皿天秤」の解説

うわざら‐てんびん〔うはざら‐〕【上皿天×秤】

支点で支えられた腕の両端に1枚ずつを取り付けたはかり。一方の皿に試料、他方に分銅(ふんどう)をのせ、左右のつりあいによって重さをはかる。さらてんびん。

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