下小屋(読み)シタゴヤ(その他表記)construction shed

デジタル大辞泉 「下小屋」の意味・読み・例文・類語

した‐ごや【下小屋】

建築工事中に、大工石工などが建材の下ごしらえをするための仮設建物

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精選版 日本国語大辞典 「下小屋」の意味・読み・例文・類語

した‐ごや【下小屋】

  1. 〘 名詞 〙 大工、石工、木挽(こびき)などが下ごしらえをするために、仮に建てる小屋
    1. [初出の実例]「彼勢下小屋に至てみれば、悉く打出、人足之外用に立べき者曾てなかりしかば」(出典:太閤記(1625)五)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「下小屋」の意味・わかりやすい解説

下小屋
したごや
construction shed

工事現場で職人が準備,下ごしらえなどを行うために,仕事場として設ける仮設の小屋。通常は床を設けず,丸太や単管パイプで骨組みをつくり,トタン板などで屋根や壁をふいてある。場合によってはパネル合板で床をつくり,道具置場や更衣室に使用することもある。木工用の製材所型枠の現寸加工や下ごしらえ場,鉄筋の加工場,左官のこね場,塗装の材料置場,設備用配管配線などの材料置場兼加工場などが,その代表的なもの。

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