不安定線(読み)フアンテイセン

デジタル大辞泉 「不安定線」の意味・読み・例文・類語

ふあんてい‐せん【不安定線】

寒冷前線前方の暖域内にしばしば発生する、対流活動の活発な帯状地域。激しい雷雨突風などを伴う。

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精選版 日本国語大辞典 「不安定線」の意味・読み・例文・類語

ふあんてい‐せん【不安定線】

  1. 〘 名詞 〙 寒冷前線の前方の暖域内に見られる対流活動の活発な帯状の部分気圧急上昇、突風、雷雨などを伴う。スコールラインともいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「不安定線」の意味・わかりやすい解説

不安定線
ふあんていせん

寒冷前線の前面の暖域内によく発生する悪天域を伴った線状領域。スコールラインsquall lineともよばれる。寒冷前線付近で形成され、気圧の上昇風向時計回り急変、突風、雷雨などの現象を伴い、線状をなして寒冷前線から離れるように東方へ移動する。

饒村 曜]

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