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世付く ヨヅク

デジタル大辞泉の解説

よ‐づ・く【世付く】

[動カ四]
世情に通じる。世慣れる。
「かく―・きて物し給ふなる、よろこび申さむ」〈宇津保・国譲中〉
男女間の情を知るようになる。色気づく。
「この君や―・いたる程におはする」〈・若紫〉
世間並みになる。
「―・かぬ御もてなしなれば、もの恐ろしくこそあれ」〈・夕顔〉
世間じみる。世俗に染まる。
「歯ぐろめつけねば、いと―・かず」〈堤・虫めづる姫君

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

よづく【世付く】

( 動四 )
世間並みである。ごく普通である。 「いかなればかく-・かぬ独り住みにて過ぎぬ/狭衣 3
世間の事に通じている。特に男女間の情を解する。 「さやうの-・いたるすぢにおぼしよるな/源氏 澪標
世慣れる。世俗じみる。 「なほ九重の神さびたる有様こそ、-・かずめでたきものなれ/徒然 23

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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