デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「世尊寺行能」の解説 世尊寺行能 せそんじ-ゆきよし 1179-? 鎌倉時代の公卿(くぎょう),書家,歌人。治承(じしょう)3年生まれ。藤原伊経(これつね)の子。平安時代の書家藤原行成(ゆきなり)の8代目の子孫。行成が邸内に建立した世尊寺を行能が家名にした。嘉禎(かてい)2年従三位,仁治(にんじ)元年62歳で出家。歌は「新古今和歌集」などの勅撰集に49首おさめられている。法名は寂然。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例