世界共通の最低税率

共同通信ニュース用語解説 「世界共通の最低税率」の解説

世界共通の最低税率

経済協力開発機構(OECD)を中心に検討している国際的な法人税改革の柱の一つ。多国籍企業税率の低い国に利益を移すことで本来納めるべき税金を免れているとの問題意識が背景にある。共通の最低税率で課税の「穴」をふさげば、各国間の法人税率引き下げ競争にも歯止めがかかると期待される。OECDでは最低税率の導入に加え、経済のデジタル化に伴う改革も検討している。(ワシントン共同)

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