中村三蕉(読み)なかむら さんしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村三蕉」の解説

中村三蕉 なかむら-さんしょう

1817-1894 江戸後期-明治時代の儒者
文化14年生まれ。讃岐(さぬき)(香川県)丸亀藩士。亀井昭陽(しょうよう),帆足万里にまなび,江戸で安積艮斎(あさか-ごんさい)に師事する。藩主侍講や藩校正明館教授をつとめ,維新後は小・中学校でおしえた。明治27年8月27日死去。78歳。名は桑。字(あざな)は子楡。通称正蔵。別号に醒軒。著作に「醒酔(せいすい)舎詩文抄」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android