中村静翁(読み)なかむら せいおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村静翁」の解説

中村静翁 なかむら-せいおう

1748-1831 江戸時代中期-後期の医師。
寛延元年生まれ。甲斐(かい)(山梨県)で医をまなび,郷里伊豆(いず)下田(静岡県)の里長(庄屋)となる。天明飢饉(ききん)には私財を投じて難民をすくい,また病人を診察しても謝礼をうけなかったという。天保(てんぽう)2年10月9日死去。84歳。名は喜一。字(あざな)は万平。別号に連山

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android