中身汁(読み)ナカミジル

デジタル大辞泉プラス 「中身汁」の解説

中身汁

沖縄県の郷土料理。中身とは沖縄の方言モツ内臓肉)の意。豚の中身を短冊に切ったものを小麦粉と塩で揉み洗いし、たっぷりの湯で数回茹でこぼして臭みをとり、細切りにしたシイタケコンニャクと一緒にだし汁で煮込んだもの。澄んだ汁物で、薬味におろしショウガを添えてもよい。「中味汁」とも表記する。「中身の吸物」「ナカミヌウシームン」とも。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android