日本大百科全書(ニッポニカ) 「中込」の意味・わかりやすい解説 中込なかごみ 長野県東部、佐久市(さくし)の中心地区。旧中込町。群馬県富岡(とみおか)方面と結ぶ富岡街道(国道254号)と佐久甲州街道(国道141号)との交点に発達した地。旧中込学校は1875年(明治8)建築の洋式建造物(国の重要文化財)で、一帯は国の史跡に指定されている。[小林寛義][参照項目] | 佐久(市) 旧中込学校 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中込」の意味・わかりやすい解説 中込なかごみ 長野県東部,佐久市の中心市街地の1つ。旧町名。 1961年近隣町村と合体して佐久市となる。千曲川右岸にあり,近世末から佐久甲州街道と富岡街道 (下仁田街道) の分岐点,千曲川の渡船場として集落が形成された。地名の由来は,千曲川の支流がこの地で再び本流に「流れ込む」ことからついたと思われる。 1915年佐久鉄道 (現 JR小海線) の中込駅がおかれ,旧中込町の中心地として発展。商店街は千曲川左岸の野沢と連続している。旧中込学校校舎は重要文化財・史跡。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by