出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…ラテン語のスキエンティアscientia(英語のscienceの語源)にあたるギリシア語。もともとは〈ドクサdoxa〉つまり蓋然的な見解と対立し,とくにプラトンにおいて真実在に対する学問的で厳密な知を意味した。現代哲学においては,フランス構造主義とりわけM.フーコーによって新しい意味を与えられた。…
…知識とは,したがって,より正確には,ものごとを〈見分け〉〈わきまえ〉(わき=分き)て〈しる〉こと,またとりわけ,そのようにして知られ,ないしは領られた内容を意味するということができよう。
[知識の確実性,科学的知識]
知識は,以上のことからして,当然,個人的な思いなしあるいは臆見(ドクサdoxa)とは区別される。思いなしあるいは臆見は,ものごとのありようを正確に見分け,識別して,領り,支配する域には達していないと考えられるからである。…
※「ドクサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...