丹殻(読み)タンガラ

精選版 日本国語大辞典 「丹殻」の意味・読み・例文・類語

たん‐がら【丹殻・丹柄】

  1. 〘 名詞 〙 ヒルギ類の樹皮を乾燥したもの。その煎汁は魚網・布の染色に用い、防腐効果がある。また、ヒルギ類のうちのオヒルギの異名に当てる。
    1. [初出の実例]「たんがら」(出典:御当家令条‐一六・異国船入津留物覚・寛文八年(1668)三月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android