主線(読み)しゅせん

精選版 日本国語大辞典 「主線」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐せん【主線・首線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しせん(始線)〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕
  3. 中心をなす線。守備攻撃の際、敵に当たる主力が配置されている戦線。〔五国対照兵語字書(1881)〕
    1. [初出の実例]「我軍が旅順要塞主線(シュセン)に逼迫してより」(出典銃後(1913)〈桜井忠温〉一一)
  4. 鉄道最初の線。
    1. [初出の実例]「今般、我国鉄道の首線、工竣(をは)るを告く」(出典:東京横浜間の鉄道開業式に際して下し給へる勅語‐明治五年(1872)九月一二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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