久我通相(読み)こが みちすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久我通相」の解説

久我通相 こが-みちすけ

1326-1371 南北朝時代公卿(くぎょう)。
嘉暦(かりゃく)元年生まれ。久我長通の子。北朝につかえる。文和(ぶんな)3=正平(しょうへい)9年氏長者となる。内大臣をへて,貞治(じょうじ)5=正平21年(1366)太政大臣。従一位。のち出家し,千種(ちぐさ)入道とよばれた。歌が「風雅和歌集以下勅撰集に8首おさめられている。応安4=建徳2年7月14日死去。46歳。名は「みちまさ」ともよむ。

久我通相 こが-みちまさ

こが-みちすけ

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android