デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久我通相」の解説 久我通相 こが-みちすけ 1326-1371 南北朝時代の公卿(くぎょう)。嘉暦(かりゃく)元年生まれ。久我長通の子。北朝につかえる。文和(ぶんな)3=正平(しょうへい)9年氏長者となる。内大臣をへて,貞治(じょうじ)5=正平21年(1366)太政大臣。従一位。のち出家し,千種(ちぐさ)入道とよばれた。歌が「風雅和歌集」以下の勅撰集に8首おさめられている。応安4=建徳2年7月14日死去。46歳。名は「みちまさ」ともよむ。 久我通相 こが-みちまさ ⇒こが-みちすけ 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例