乳養(読み)ニュウヨウ

精選版 日本国語大辞典 「乳養」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐よう‥ヤウ【乳養】

  1. 〘 名詞 〙(ちち)を飲ませて養育すること。乳児を養い育てること。
    1. [初出の実例]「則是賤妾忝所乳養也」(出典朝野群載‐二・天暦元年(947)七月八日・源高明正嫡乳母諷誦文〈源順〉)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐李固伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「乳養」の読み・字形・画数・意味

【乳養】にゆうよう(やう)

授乳して育てる。〔後漢書、李固伝〕位以來十餘年、嗣未だ立たず、群下繼す。~し皇子らば、母自らし、保妾巫(いふ)に委(ゆだ)ねて、以て飛燕(飛燕が成帝の貴人の子を暗殺した事件)を致すこと無(なか)れ。

字通「乳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む