乾燥肉

世界大百科事典 第2版の解説

かんそうにく【乾燥肉】

保存と輸送,携帯の目的で脱水して水分を少なくさせた食肉。製法には天日乾燥,熱風乾燥,凍結乾燥がある。天日乾燥は原始的な方法で,北米インディアンのペミカンpemmican,南米のチャーキーcharqui,南アフリカのビルトングbiltongなどが,またチベットでは干し肉として僻地で生産されている。これらは牛肉,豚肉,羊肉を軽く塩漬にしたり,あるいは生のまま空気中で天日乾燥したものである。熱風乾燥肉は第2次大戦中に軍用の食糧として欧米で生産された。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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