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二重星 にじゅうせいdouble star

翻訳|double star

7件 の用語解説(二重星の意味・用語解説を検索)

知恵蔵の解説

二重星

非常に近接して見える2個の恒星が二重星。通常、肉眼では1個にしか見えないが、望遠鏡では2つに見えるものを指す。連星は2つの星の距離が実際に近く、万有引力により公転運動しているもの。明るい方を主星、暗い方を伴星という。望遠鏡で2星が分離して観測できる場合を実視連星、2星は分離できないが、スペクトル線の周期的変化から分かる場合を分光連星、公転運動によって星が隠され、光度変化が認められるものを食連星(または食変光星)という。連星の観測により、星の質量が決定できる。かなりの星が連星をなすと考えられている。

(土佐誠 東北大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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デジタル大辞泉の解説

にじゅう‐せい〔ニヂユウ‐〕【二重星】

肉眼では一つの星に見えるが、望遠鏡で見ると互いに接近して同じ方向に見える2個の恒星。→重星

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

二重星【にじゅうせい】

2個の恒星からなる重星

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典 第2版の解説

にじゅうせい【二重星 double star】

天球上で2個の星が互いに接近して並び,肉眼または望遠鏡で星対として見えるものをいう。最近では干渉計の技術が進歩し,大気のゆらぎにじゃまされて従来は1個の星にしか見えなかったきわめて接近した星対も分離できるようになった。 二重星は2種類に分けられる。一つは,空間的に互いの距離は大きく離れているのに,地球からの視線方向が偶然にもほぼ同じために星対をなして見えるもので,見かけの二重星,または光学的二重星という。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

にじゅうせい【二重星】

地球から見てほぼ同じ方向にあるため、天球上できわめて接近した位置にある二個の恒星。 → 重星

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

二重星
にじゅうせい

重星」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

二重星
にじゅうせい

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の二重星の言及

【重星】より

…天球上で二つ以上の恒星が互いに接近して見える場合をいう。二つの恒星の場合を二重星,3個,4個と数が増えると,三重星,四重星といい,一般的には多重星という。北斗七星の柄の先から2番目の星は2等星の明るさのおおぐま座ζ星(ミザル)であるが,目をこらして見ると光度5等の星(アルコア)が密接(角度で12分)してついている。…

※「二重星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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