五斂子(読み)ゴレンシ

デジタル大辞泉 「五斂子」の意味・読み・例文・類語

ご‐れんし【五×斂子】

カタバミ科の常緑低木。葉は羽状複葉。花は紫紅色果実断面星形黄緑色に熟し、甘味酸味種類があり、甘味のものを食用にする。東インド地方で栽培。羊桃ようとう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五斂子」の意味・読み・例文・類語

ご‐れんし【五斂子】

  1. 〘 名詞 〙 カタバミ科の常緑高木。マレー地方原産で熱帯で広く栽培される。高さ五~一〇メートル。葉は奇数羽状複葉で四~五対の卵形の小葉からなる。花は五弁の紅紫色で、径一センチメートルぐらい。果実は長さ約一〇センチメートルの長楕円形で五稜あり断面は星形で黄色に熟す。酸味と甘味があり、生食するほか、未熟果は野菜に、煎汁下痢止めに用いる。カランボラ。スターフルーツ羊桃。〔和漢三才図会(1712)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「五斂子」の解説

五斂子 (ゴレンシ)

学名Averrhoa carambola
植物。カタバミ科の常緑小高木,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android