…バジュラは,把手の両端に鋭い刃のついた杵形の武器で,雷をかたどったものといわれ,本来は雷霆(らいてい)神インドラの所持物であったが,のち仏教では,この武器を持った神(執金剛神)がいつも影のように仏につき従い,仏を守護していたと考えられた。密教の法具としての金剛杵は,この武器が堅固であらゆるものを摧破(さいは)するところから,煩悩を破る悟りの智慧の象徴として採り入れられたもので,両端の刃先の形によって,1本だけ鋭くとがった刃先の独鈷(独股)(とつこ),その刃先に両側から勾(かぎ)形に湾曲した刃を2本備えた三鈷(三股),四方から4本備えた五鈷(五股)などがある。これらはいずれも武器のおもかげをとどめているが,ほかに,武器でない宝珠や塔をあしらった宝珠鈷や塔鈷といわれるものもある。…
※「五鈷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...