20世紀日本人名事典 「井本台吉」の解説 井本 台吉イモト ダイキチ 昭和・平成期の弁護士 元・検事総長。 生年明治38(1905)年4月3日 没年平成7(1995)年11月9日 出生地群馬県多野郡神流村 学歴〔年〕東京帝大法学部〔昭和3年〕卒 経歴昭和3年司法省に入り、その後検事として思想事件を担当。17年11月刑事局思想課長。戦前の平沼騏一郎元首相暗殺事件、唯物研究会事件、人民戦線事件、ゾルゲ事件などに第一線検事として活躍。21年5月大審院検事のとき公職追放、弁護士となった。23年の昭和電工事件で福田赳夫の弁護を担当。28年1月最高検検事に復帰、42年11月検事総長に就任。43年4月、日本通運事件被告の自民党代議士・池田正之輔と会食し批判された。45年3月退官、英霊にこたえる会会長を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井本台吉」の解説 井本台吉 いもと-だいきち 1905-1995 昭和-平成時代の検察官,弁護士。明治38年4月3日生まれ。昭和3年司法省にはいり,人民戦線事件,ゾルゲ事件など,おもに思想事件を担当。戦後の公職追放により弁護士となる。28年検事に復帰し,42年検事総長。43年日通事件で起訴された池田正之輔(まさのすけ)らと会食して批判をうけた。45年弁護士。平成7年11月9日死去。90歳。群馬県出身。東京帝大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
367日誕生日大事典 「井本台吉」の解説 井本 台吉 (いもと だいきち) 生年月日:1905年4月3日昭和時代;平成時代の弁護士;検察官。検事総長1995年没 出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報 Sponserd by