井深彦三郎(読み)イブカ ヒコサブロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「井深彦三郎」の解説

井深 彦三郎
イブカ ヒコサブロウ


肩書
衆院議員(政友会)

生年月日
慶応2年7月2日(1866年)

出生地
陸奥会津若松(福島県)

経歴
日清戦争陸軍通訳をつとめ、のち奉天居留民団長を経て、明治45年衆議院議員。

没年月日
大正5年4月4日

家族
兄=井深 梶之助

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「井深彦三郎」の解説

井深 彦三郎
イブカ ヒコサブロウ

明治期の陸軍通訳 衆院議員。



生年
慶応2年7月2日(1866年)

没年
大正5(1916)年4月4日

出生地
陸奥国会津若松(福島県)

経歴
荒尾精に従い清国で情報活動に従事。日清戦争で陸軍の通訳を務め、台湾総督樺山資紀部下となる。日露戦争では特務機関に属し、のち奉天居留民団長となった。明治45年衆院議員となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井深彦三郎」の解説

井深彦三郎 いぶか-ひこさぶろう

1866-1916 明治時代の大陸浪人
慶応2年7月2日生まれ。井深梶之助の弟。荒尾精にしたがい,清(しん)(中国)で情報活動に従事。日清戦争で陸軍通訳をつとめ,台湾総督樺山資紀(かばやま-すけのり)の部下となる。日露戦争で特務機関に属し,のち奉天居留民団長。明治45年衆議院議員(政友会)。大正5年4月4日死去。51歳。陸奥(むつ)会津(あいづ)(福島県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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