井目風鈴(読み)セイモクフウリン

精選版 日本国語大辞典 「井目風鈴」の意味・読み・例文・類語

せいもく‐ふうりん【井目風鈴】

  1. 〘 名詞 〙 囲碁で、黒が井目(九子)を置いた上に、さらに四隅の三三に石を置く手合割り。下手(したて)が初心者で、棋力の差があり過ぎるときに打たれる。転じて、碁を覚えたばかりであること、また、棋力が非常に低いこと。風鈴。
    1. [初出の実例]「置き碁というものがあるが先手に井目風鈴(セイモクフウリン)を置かせても」(出典:第4ブラリひょうたん(1954)〈高田保〉ブラリひょうたん・染色合戦)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む