井目風鈴(読み)セイモクフウリン

デジタル大辞泉 「井目風鈴」の意味・読み・例文・類語

せいもく‐ふうりん【井目風鈴】

囲碁で、力量井目以上の差があるとき、下手したてがあらかじめ井目の四隅の石の斜め下にさらに一石ずつつけて置くこと。転じて、碁の初心者であること。井目風鈴付き。→置き碁

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精選版 日本国語大辞典 「井目風鈴」の意味・読み・例文・類語

せいもく‐ふうりん【井目風鈴】

  1. 〘 名詞 〙 囲碁で、黒が井目(九子)を置いた上に、さらに四隅の三三に石を置く手合割り。下手(したて)が初心者で、棋力の差があり過ぎるときに打たれる。転じて、碁を覚えたばかりであること、また、棋力が非常に低いこと。風鈴。
    1. [初出の実例]「置き碁というものがあるが先手に井目風鈴(セイモクフウリン)を置かせても」(出典:第4ブラリひょうたん(1954)〈高田保〉ブラリひょうたん・染色合戦)

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