京三製作所(読み)きょうさんせいさくしょ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「京三製作所」の意味・わかりやすい解説

京三製作所
きょうさんせいさくしょ

鉄道信号の大手メーカー。 1917年東京電気工業として設立。 26年現社名に変更。当初は医療用電気機と電気測定器が中心であったが,その後信号分野に事業転換した。鉄道信号保安装置が主力であるが,道路交通管制装置も着実に伸びてきており,多角化の道を歩んでいる。分社化が盛んで,71年には台湾にも進出。売上構成比は,鉄道信号 59%,道路交通管制制御装置 22%,半導体応用機器 14%,その他5%。年間売上高 585億 2300万円 (連結。うち輸出1%) ,資本金 62億 7000万円,従業員数 1208名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「京三製作所」の解説

京三製作所

正式社名「株式会社京三製作所」。英文社名「Kyosan Electric Manufacturing Co., Ltd.」。電気機器製造業。大正6年(1917)「東京電機工業株式会社」設立。同15年(1926)現在の社名に変更。本社は横浜市鶴見区平安町。信号機メーカー。鉄道・道路交通用信号機を製造。鉄道向けATS(自動列車停止装置)やATC(自動列車制御装置)などを手がける。半導体応用機器も製造。東京証券取引所第1部上場。証券コード6742。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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