京都大学iPS細胞研究所(読み)キョウトダイガクアイピーエスサイボウケンキュウショ

デジタル大辞泉 の解説

きょうとだいがく‐アイピーエスさいぼうけんきゅうしょ〔キヤウトダイガク‐サイバウケンキウシヨ〕【京都大学iPS細胞研究所】

iPS細胞に関する基礎研究から再生医療実現に向けた応用研究まで行う、京都大学研究機関。平成22年(2010)設立。京都市左京区に所在所長山中伸弥教授はiPS細胞の研究で平成24年(2012)にノーベル生理学・医学賞受賞CiRAサイラ(Center for iPS Cell Research and Application)。

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百科事典マイペディア の解説

京都大学iPS細胞研究所【きょうとだいがくアイピーエスさいぼうけんきゅうしょ】

京都大学の研究所の一つ。英語名はCenter for iPS Cell Research and Applicationで略称CiRAサイラ)とされる。2010年4月設立。iPS細胞の基礎研究と応用研究を行い,再生医療の実現への貢献が掲げられている。研究だけでなく,知的財産の管理や規制当局への対応も求めれている。内外の応用研究のセンター的な役割を担う。2012年,山中伸弥教授のノーベル生理学・医学賞受賞を機に期待が高まり,文部科学省も長期的に研究費を助成する方針。京都大学〈iPS細胞研究基金〉を立ち上げ,研究所自ら民間からの募金活動も行う。所長は山中伸弥。

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