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今川焼 いまがわやき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

今川焼
いまがわやき

小麦粉を溶いて鉄の鋳型に流し込み,あんを中に入れて焼いたもの。江戸時代後半に神田今川橋付近で売出されたのでこの名がある。

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デジタル大辞泉の解説

いまがわ‐やき〔いまがは‐〕【今川焼(き)】

小麦粉を水でとき、太鼓形の焼き型に流し込み、小豆餡(あずきあん)を入れて焼いた菓子。江戸神田今川橋辺りで売り出されたという。大判焼き太鼓焼き。巴(ともえ)焼き。 冬》

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百科事典マイペディアの解説

今川焼【いまがわやき】

溶いた小麦粉を丸い型に流し込み,中にアズキあんを入れて両側を焼いた庶民的な菓子。江戸後期に江戸神田の今川橋付近で売り出されたのでこの名がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

いまがわやき【今川焼】

小麦粉を水でといて焼型に流しこみ,あんを入れて焼いた菓子。江戸神田今川橋付近で売り出されたので,この名があるといい,安永6年(1777)刊の《富貴地座位(ふきじざい)》には本所の那須屋弥平という店の名が見える。きんつばヒントを得て考案されたもので,街頭,店頭で手軽につくれ,焼きたてのものが食べられるところが人気を集めた。焼型の形状,模様などにより,ともえ焼たい焼大判(おおばん)焼などと呼ばれる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

今川焼
いまがわやき

小麦粉の皮で小豆(あずき)のつぶし餡(あん)をくるみ、銅板で焼いた菓子。江戸時代後期、江戸・神田今川橋付近で屋台売りしたので今川焼の名がついた。略して今川ともいう。広義にはまんじゅうの部類に入る駄菓子。当初は銅板にごま油を引き、銅の輪をのせて小麦粉を水に溶いたものを注いで皮とし、餡を入れて上から皮をかぶせ、打ち返し焼いた。のちには凹面に文様をつけた銅板、鉄板にかわった。「たちまち焼ける今川焼」と桶狭間(おけはざま)の戦いをもじったキャッチ・フレーズは昭和初期まで使われ、下町の人気者だった。寒風の吹くころは街頭の風物詩でもある。焼き型により呼び名はいろいろで、太鼓焼、大判焼、魚形のたい焼などがある。[沢 史生]

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