仙華門院(読み)せんかもんいん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「仙華門院」の解説

仙華門院 せんかもんいん

1224-1262 鎌倉時代,土御門(つちみかど)天皇の第2皇女
元仁(げんにん)元年生まれ。母は源有雅(ありまさ)の娘。寛元2年内親王となり,4年まで伊勢斎宮をつとめる。宝治(ほうじ)2年後嵯峨(ごさが)上皇准母(じゅんぼ)として皇后尊称をうけ,建長3年院号をあたえられる。弘長(こうちょう)2年8月21日死去。39歳。名は曦子(ぎし)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「仙華門院」の解説

仙華門院

没年:弘長2.8.21(1262.10.5)
生年:元仁1(1224)
鎌倉時代の女院土御門天皇の皇女。母は権中納言源有雅の娘大宮局。名は曦子。寛元2(1244)年12月伊勢斎宮に卜定され,内親王となる。同4年1月兄後嵯峨天皇の譲位によって野宮から退下。宝治2(1248)年皇后宮となる。建長3(1251)年院号宣下。

(秋山喜代子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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