企業団体献金(読み)キギョウダンタイケンキン

デジタル大辞泉 「企業団体献金」の意味・読み・例文・類語

きぎょうだんたい‐けんきん〔キゲフダンタイ‐〕【企業・団体献金】

企業宗教団体労働組合業界団体などの各種団体が行う政治献金総称個人献金と対比される。賄賂性が疑われやすいため、透明性を確保する必要があり、献金方法などが個人献金よりも厳格に管理される。→団体献金
[補説]政治家個人・資金管理団体に対する企業・団体献金は禁止されているが、政治資金団体政党は受け取ることができる。

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共同通信ニュース用語解説 「企業団体献金」の解説

企業・団体献金

企業や業界団体、労働組合などからの政治献金。癒着を防ぐため、政治家個人への献金は2000年に禁止されたが、政治家が代表を務める政党支部は受け取ることができる。政治家が政党支部を経由し、自らの資金管理団体に還流させる「抜け穴」が指摘されている。一つの企業・団体が献金できる総額資本金の額や構成員の数で異なり、年間750万~1億円。国から補助金を受けている企業や赤字続きの企業、外国企業は献金できない。

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