20世紀日本人名事典 「伊沢良立」の解説 伊沢 良立イザワ リョウリツ 明治・大正期の実業家 大日本製糖常務。 生年慶応3年1月23日(1867年) 没年昭和2(1927)年1月11日 出身地山城国(京都府) 学歴〔年〕慶応義塾〔明治20年〕卒 経歴伊沢一郎の二男として生まれ、本家・伊沢良作の養子となる。明治20年時事新報社に入り、27年三井銀行、のち三井物産を経て、住友銀行本店副支配人となる。42年「日糖疑獄」渦中の大日本製糖に招かれて常務となり、藤山雷太社長らと会社を再建する。一方、大正3年弥生商会を創立して、初めゴム靴、タイヤの製造を営み、のち北海道弥生炭坑を経営して成果を収める。また内外ビルディング、東京会館、北海道鉄道、雨竜鉄道などの創立や経営にも尽力した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊沢良立」の解説 伊沢良立 いざわ-りょうりつ 1867-1927 明治-大正時代の経営者。慶応3年1月23日生まれ。明治20年時事新報社にはいり,三井銀行,三井物産をへて,住友銀行本店副支配人となる。42年「日糖疑獄」渦中の大日本製糖にまねかれて常務となり,社長の藤山雷太らと会社を再建。東京会館などの経営にもくわわった。昭和2年1月11日死去。61歳。山城(京都府)出身。慶応義塾卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by