20世紀日本人名事典 「伊藤保」の解説 伊藤 保イトウ タモツ 昭和期の歌人 生年大正2(1913)年11月25日 没年昭和38(1963)年11月16日 出生地大分県 経歴昭和8年ハンセン氏病により菊池恵楓園入所、病と闘いながら作歌。斎藤茂吉、土屋文明に師事する。「アララギ」「未来」に参加。15年結婚、16年結核併発、19年右下腿切除。25年歌集「仰日」(私家版刊)、翌年第二版定本刊。他に「白き檜の山」「定本伊藤保歌集」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤保」の解説 伊藤保 いとう-たもつ 1913-1963 昭和時代の歌人。大正2年11月25日生まれ。ハンセン病とたたかいながら作歌をつづける。昭和8年「アララギ」にはいり,斎藤茂吉に師事。29年近藤芳美の「未来」にも参加。昭和38年11月16日死去。49歳。大分県出身。歌集に「仰日」「白き檜の山」。【格言など】響(とよも)して地震(なゐ)すぐるとき標本壜に嬰児ら揺らるるなかの亡き吾子(「仰日」) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by