伊藤竹里(読み)いとう ちくり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤竹里」の解説

伊藤竹里 いとう-ちくり

1692-1756 江戸時代中期の儒者
元禄(げんろく)5年生まれ。伊藤仁斎の4男。異母兄伊藤東涯にまなぶ。享保(きょうほう)8年筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩主有馬則維(のりふさ)につかえる。のち世子頼徸(よりゆき)の侍読をつとめ,江戸の藩邸でおしえた。宝暦6年9月11日死去。65歳。京都出身。名は長準。字(あざな)は平蔵。著作に「赤羽漫筆」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「伊藤竹里」の意味・わかりやすい解説

伊藤竹里
いとうちくり

[生]元禄5(1692).京都,堀川
[没]宝暦6(1756)
江戸時代中期の古学派の儒学者。伊藤仁斎の4男。久留米藩出仕著書『枕干小録』『赤羽漫筆』。

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