伊野下村(読み)いのしもむら

日本歴史地名大系 「伊野下村」の解説

伊野下村
いのしもむら

[現在地名]棚倉町棚倉

伊野上村の南、久慈くじ川東岸の平地台地に立地。もと一村であったが伊野村の地に棚倉城ができ、城南の地が伊野下村となった。江戸時代の領主の変遷は伊野上村と同じ。寛永二年(一六二五)棚倉城が築かれた際、城下の町割がなされ、当初ふる町が、次いで鉄砲てつぽう町・した町が形成された。当村は周辺の千駄櫃せんだびつ中居なかいを含む。正保郷帳に伊野古町とみえ、高五五一石余、うち田一八四石余・畑三六七石余。元禄郷帳には伊野下村とあり高四一四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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