会頭(読み)カイトウ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「会頭」の意味・読み・例文・類語

かい‐とうクヮイ‥【会頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 会の中心となって指導していく人。また、会の代表者。会長。
    1. [初出の実例]「京ウ伝が妹の黒飛式部を会頭(クイトウ)にして」(出典洒落本・無駄酸辛甘(1785))
  3. 儒学国学蘭学などで輪講会読責任者
    1. [初出の実例]「会頭(クヮイトウ)一人あって其会読するのを聞て居て、出来不出来に依て白玉を附けたり黒玉を付けたりする」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉緒方塾風)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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