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佐伯城 さいきじょう

日本の城がわかる事典の解説

さいきじょう【佐伯城】

大分県佐伯市にあった城郭で、江戸時代には佐伯藩の藩庁が置かれた。毛利高政は関ヶ原の戦いで徳川方(東軍)に与(くみ)したため佐伯2万石を与えられ、佐伯氏の旧居城を廃して番匠川(ばんじょうがわ)河口近くの八幡山に新たに山城(やまじろ)を築いた。城は総石垣により本丸、二の丸、西出丸、北出丸、捨曲輪(すてぐるわ)を連郭式に配し、3代高尚の時に麓(ふもと)の三の丸を加えた。三重の天守があった本丸と本丸外曲輪を中心に二重櫓(にじゅうやぐら)5基、平櫓1基、門7棟などが建てならべられた。本丸と二の丸は堀切で遮断され、当時は廊下橋が渡されていたと考えられている。江戸初期の火事と放棄、明治の破却により、山上の城は建物を失ったが、主郭部の石垣と三の丸御殿の正門が現存する。JR日豊本線佐伯駅から徒歩約30分、またはバス10分。

出典|講談社日本の城がわかる事典について | 情報

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