日本歴史地名大系 「余戸村」の解説
余戸村
よどむら
佐治川上流部にあり、集落はV字谷の南岸の段丘上に広がる。対岸は
寛永九年(一六三二)の細尾村年貢免状(竹本家文書)に山役として葺板計二万枚を納入する八ヵ村が記され、そのなかに「淀」とある。正保期(一六四四―四八)作成と推定される因幡国絵図(県立博物館蔵)にも淀村と記されるが、元禄国絵図作成時に余戸村と改称(元禄一四年「変地其外相改目録」同館蔵)。拝領高七一石余、本免四ツ一分。寛政一一年(一七九九)の智頭郡下構村々高物成等覚(竹本家文書)では朱高七八石余に対して今高一三四石余、物成五三石余、山役一斗四升余・川役一斗余・柿役二石四斗余・漆役八石三斗余が課されていた。
余戸村
よどむら
余戸村
ようごむら
余戸村
よどむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報