余部(読み)アマルベ

デジタル大辞泉 「余部」の意味・読み・例文・類語

あまるべ【余部】

兵庫県北部、美方みかた香美かみ町北西部の地名日本海に臨む漁港。→余部鉄橋

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精選版 日本国語大辞典 「余部」の意味・読み・例文・類語

あまるべ【余部】

  1. 兵庫県城崎郡、日本海に面する香美町の地名。但馬御火浦(たじまみほのうら)鎧ノ袖海崖がある景勝地。高さ四一・五メートル、長さ三〇九メートルの山陰本線鉄橋が有名。あまべ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「余部」の意味・わかりやすい解説

余部
あまるべ

兵庫県北部,香美町北西部の集落。旧村名。1955年 1町 4村の合体により香住町となり,2005年 3町の合体により香美町となった。日本海に面する半農半漁の小さい集落で,1912年に建造された JR山陰本線の余部鉄橋(高さ約 41m,長さ約 310m)で知られた。鉄橋は 2010年にコンクリート製の余部橋梁にかけ替えられ,橋脚の一部を残し,展望施設などに生まれ変わった。集落は橋の真下位置。1959年に余部駅が設置された。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「余部」の意味・わかりやすい解説

余部
あまるべ

兵庫県北部、美方(みかた)郡香美町(かみちょう)の漁業集落。山陰海岸国立公園の景勝地にある。集落の真上にかかるJR山陰本線余部橋梁は高さ41メートルの陸橋で、車窓からの眺めは天下絶景である。古くは余戸(あまるべ/あまりべ)と記し、令(りょう)制下の村落制度の名に由来すると思われる。

大槻 守]

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