改訂新版 世界大百科事典 「佩文斎書画譜」の意味・わかりやすい解説
佩文斎書画譜 (はいぶんさいしょがふ)
Pèi wén zhāi shū huà pǔ
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…この説はひじょうに流行し,以後の画論はことごとくこれを踏襲し,倣古形式主義を醸成したが,石濤《苦瓜和尚画語録》はこれを批判し,逆に独創を主張した。ほかに画譜の集大成として清初の《芥子園(かいしえん)画伝》があり,画論,画史の集大成として,康熙帝勅撰の《佩文斎(はいぶんさい)書画譜》がある。【曾布川 寛】
[日本]
日本における画論は,近世になるまで,本格的なものは見られない。…
…中国において,書の理論,さらには書に関する学問全般をさしていう。1707年(康熙46)に成った《佩文斎(はいぶんさい)書画譜》は,歴代の書論を集成するに当たって,書体,書法(書の技法),書学(書の理論的研究),書品(書の品第)の4部門に分かち,さらに書家伝,書跋,書弁証(著名な碑法帖に関する考証的な研究),歴代鑑蔵(書の鑑識と収蔵に関する文献)の4項目を付している。また近人余紹宋の《書画書録解題》は,書に関する著述を,史伝,作法,論述,品藻,題賛,著録,雑識,叢輯,偽託,散佚,未見に分類している。…
…次に乾隆年間を帖学後期とする。康熙帝勅撰による歴代書画の文献の集大成した《佩文斎(はいぶんさい)書画譜》,乾隆帝勅撰の内府所蔵の名跡を選んで上石した《三希堂法帖》《淳化閣帖》に考証,釈文を加えた《欽定重刻淳化閣帖》などにより帖学の学問的基礎が成立し,帖学の隆盛期を迎えるに至った。張照,王文治,梁同書らがこの時期の代表的書人であり,なかでも劉墉(りゆうよう)は渾厚な風格を備えた名家として尊ばれる。…
※「佩文斎書画譜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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