デジタル大辞泉 「俗客」の意味・読み・例文・類語 ぞっ‐かく〔ゾク‐〕【俗客】 風流・風雅を理解できない人。また、僧に対して、在家の人。俗人。ぞっきゃく。「世間―の無礼なる何ぞ斯の如くなるや」〈織田訳・花柳春話〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「俗客」の意味・読み・例文・類語 ぞっ‐かくゾク‥【俗客】 〘 名詞 〙 俗人の客。僧に対して在家の人。また、風雅の道のわからない人。無風流な人。ぞっきゃく。[初出の実例]「為レ君更詠栢舟什、莫レ使二風流俗客聞一」(出典:扶桑集(995‐999頃)七・右親衛源亜将軍忝見賜新詩、不勝再拝敢献鄙懐〈橘在列〉)「世間俗客(ゾクカク)の無礼なる何ぞ斯の如くなるや」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五〇)[その他の文献]〔杜甫‐先寄厳鄭公詩〕 ぞっ‐きゃくゾク‥【俗客】 〘 名詞 〙 =ぞっかく(俗客) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「俗客」の読み・字形・画数・意味 【俗客】ぞくきやく・ぞくかく 世の平凡な人。唐・杜甫〔解悶、十二首、五〕詩 李陵・武は是れ吾が師 孟子の論、に疑はず 一、未だ曾(かつ)て俗客を留めず 數、今見る、古人の詩字通「俗」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報