保険事故(読み)ホケンジコ

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保険基礎用語集 「保険事故」の解説

保険事故

保険契約において、保険者がその事実の発生を条件として保険金の支払を約定した偶然な事実(出来事事件、事故または危険などともいう)をいい、火災、交通事故、人の死傷などがその例です。この場合の偶然性とは、?発生するか否か?発生の時期?発生の態様またはそれによりもたらきれる経済的な不利益の結果、のいずれかが不確定であることをいいます。またわ保険事件ともいいます。

出典 みんなの生命保険アドバイザー保険基礎用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内の保険事故の言及

【生命保険】より

…人の生死を保険事故(保険会社等が保険金支払義務を具体化する事故)とする保険で,傷害保険や医療保険などと同じように,人の身体に関する偶然な出来事を対象とする人保険に属する。あらかじめ定められた一定の金額を支払う定額保険の代表的なもので,実際に生じた損害を塡補(てんぽ)する損害保険と区別される。…

※「保険事故」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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