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倭文部 しとりべ

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世界大百科事典 第2版の解説

しとりべ【倭文部】

委文部とも書く。〈しつおりべ〉の約で,大化前代の織成に従った職業部の一つ。倭文(しつ)は栲(たく),麻,苧(からむし)などの緯(よこいと)を青,赤などに染め,乱れ文様を織り出したとされる日本古来の織物で,大陸伝来の綾に対し〈倭文〉と表記された。初見は《日本書紀》垂仁39年条で,五十瓊敷皇子(いにしきのみこ)が賜った10個の品部の内に倭文部が見える。分布はひろく畿内,東海,東山,北陸,山陰,山陽,南海の諸道にわたっている。

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