備用(読み)びよう

精選版 日本国語大辞典 「備用」の意味・読み・例文・類語

び‐よう【備用・備要エウ】

  1. 〘 名詞 〙 用心のために、あらかじめ備えておくこと。また、その用意。〔和蘭字彙(1855‐58)〕
    1. [初出の実例]「軍国の備用に財を費す」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二)
    2. [その他の文献]〔荀子‐儒效〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「備用」の読み・字形・画数・意味

【備用】びよう

備具。〔子、儒効〕規(きく)(ぶんまわし定規)を設け、繩(じようぼく)(すみなわ)を陳(つら)ね、備用をにするは、君子工人に如(し)かず。

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