軍国(読み)グンコク

デジタル大辞泉 「軍国」の意味・読み・例文・類語

ぐん‐こく【軍国】

軍隊国家軍事国事
戦争をしている国。
軍事を重視し、国政中心としている国家。

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精選版 日本国語大辞典 「軍国」の意味・読み・例文・類語

ぐん‐こく【軍国】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 軍事と国事。軍隊と国家。また、軍事を重んじる国。
    1. [初出の実例]「仍拝大錦冠、授内臣、封二千戸、軍国機要、任公処分」(出典:家伝(760頃)上)
    2. 「中にも軍国之儲、その備足らず」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)中)
  3. 戦争をしている国。戦時中の国。
    1. [初出の実例]「臣等商量、以賊伐賊、軍国之利」(出典日本後紀‐弘仁二年(811)七月辛酉)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝注‐隠公五年〕

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普及版 字通 「軍国」の読み・字形・画数・意味

【軍国】ぐんこく

軍と国。軍事と国政。晋・干宝〔晋紀総論〕昔、高宣皇、雄才碩量(せきりやう)を以て、に應じて仕ふ。~軍國を籌畫(ちうくわく)し、嘉謀(しばしば)中(あた)る。輿軫(よしん)(天下)をし、三世に驅馳(くち)す。

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