傲岸不遜(読み)ゴウガンフソン

デジタル大辞泉 「傲岸不遜」の意味・読み・例文・類語

ごうがん‐ふそん〔ガウガン‐〕【×傲岸不遜】

[名・形動]いばり返って、人を見下し、へりくだる気持ちがないこと。また、そのさま。傲岸無礼。傲慢無礼。

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精選版 日本国語大辞典 「傲岸不遜」の意味・読み・例文・類語

ごうがん‐ふそんガウガン‥【傲岸不遜】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) いばり返って、人を見下すこと。また、そのさま。傲岸無礼。傲慢無礼。
    1. [初出の実例]「世の権力者たちは、実に傲岸不遜(ゴウガンフソン)態度を取っている」(出典ガーター勲章について(1950)〈渡辺一夫〉)

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四字熟語を知る辞典 「傲岸不遜」の解説

傲岸不遜

いばり返って、人を見下すこと。

[活用] ―な・―に。

[使用例] これを書き綴ろうとしているみじめな奴ら(=学芸に携わる人々)に対して、世の権力者たちは、実に傲岸不遜な態度を取っている[渡辺一夫*ガーター勲章について|1950]

[使用例] 生涯本当の意味で一人の友達も持たなかったこの天才肌の傲岸不遜な画人が[井上靖*ある偽作家の生涯|1951]

[解説] 「傲岸」はおごり高ぶって人に接する様子。「不遜」は思い上がって人に従わない様子。

[類語] ごうがんれい傲慢無礼

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