傲岸(読み)ゴウガン

精選版 日本国語大辞典 「傲岸」の意味・読み・例文・類語

ごう‐がんガウ‥【傲岸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「岸」はかどだっていること ) おごりたかぶっていて、人に屈しないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「独忻病後君逾健、轟飲劇談気傲岸」(出典:黄葉夕陽邨舎詩‐前編(1812)八・千詩画引応原雲卿需)
    2. 「岩本の傲岸(ガウガン)気持反感をもって」(出典:桐畑(1920)〈里見弴愛経)
    3. [その他の文献]〔晉書‐郭璞伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「傲岸」の読み・字形・画数・意味

【傲岸】ごう(がう)がん

おごりたかぶる。唐・李白〔~寒夜独り酌んで懐ふ有り〕詩 一生傲岸にして、諧(かな)はざるにしむ 恩に媒勞し、志多く乖(そむ)く

字通「傲」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む