僻処(読み)ヘキショ

デジタル大辞泉 「僻処」の意味・読み・例文・類語

へき‐しょ【×僻処】

僻地へきち」に同じ。
「―の厩房きゅうぼうに於て、弁論を学び」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「僻処」の意味・読み・例文・類語

へき‐しょ【僻処】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) へんぴな所。僻地。また、僻地に住むこと。
    1. [初出の実例]「病躯従懶出、僻処与誰儔」(出典黄葉夕陽邨舎詩遺稿(1832)三・病中雑詩)
    2. [その他の文献]〔史記‐張儀伝〕
  3. かたよった点。ひねくれたところ。
    1. [初出の実例]「人情の僻処(ヘキショ)、曲処、痛所、癢所」(出典:最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉六)

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普及版 字通 「僻処」の読み・字形・画数・意味

【僻処】へきしよ

僻在する。

字通「僻」の項目を見る

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