デジタル大辞泉 「儀刑」の意味・読み・例文・類語 ぎ‐けい【儀刑/儀型/儀形】 《「儀式刑法」の略》手本。模範。ぎぎょう。「和漢の鑑かがみと仰ぎて、四海の―人を恥ぢず」〈太平記・二七〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「儀刑」の意味・読み・例文・類語 ぎ‐けい【儀刑・儀型・儀形】 〘 名詞 〙 ( 「儀式刑法」の略 ) のりとすること。手本であること。模範。ぎぎょう。[初出の実例]「儀二形四海一〈謂。〈略〉儀者。善也。形者。亦法也〉」(出典:令義解(718)職員)「太政大臣は、一人(じん)に師範として、四海に儀けいせり」(出典:平家物語(13C前)一)「只文王に儀刑し、則文王のなりがすぐに上天と一なるほどに云」(出典:大学垂加先生講義(1679))[その他の文献]〔詩経‐大雅・文王〕 ぎ‐ぎょう‥ギャウ【儀刑・儀形】 〘 名詞 〙 =ぎけい(儀刑)[初出の実例]「頼朝卿、威厳四海に義形(キャウ)たり」(出典:浄瑠璃・傾城島原蛙合戦(1719)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「儀刑」の読み・字形・画数・意味 【儀刑】ぎけい 模範とする。のっとる。〔詩、大雅、文王〕王に儀刑し 孚(まこと)を作(な)さん字通「儀」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報