入山峠祭祀遺跡(読み)いりやまとうげさいしいせき

日本歴史地名大系 「入山峠祭祀遺跡」の解説

入山峠祭祀遺跡
いりやまとうげさいしいせき

[現在地名]松井田町入山 八風平

入山峠の頂上の鞍部、標高一〇三四メートルにある。昭和二九年(一九五四)発見、翌年の調査で古墳時代の剣形品・有孔円板・刀子などの石製模造品、臼玉・小玉・ガラス玉・管玉・勾玉などの玉類、縄文時代晩期の五貫森式土器や弥生時代後期(樽式)とみられる土器片をはじめとして、古墳時代・奈良時代・平安時代の土師器須恵器灰釉陶器・磨製石斧と黒曜石珪岩破片、中近世の銅銭・キセル・内耳土器など多岐にわたる遺物が出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む