全国民衆党(読み)ぜんこくみんしゅうとう

百科事典マイペディアの解説

全国民衆党【ぜんこくみんしゅうとう】

1930年1月創立の中間派無産政党。1929年日本労働総同盟の第3次分裂などによる影響が社会民衆党内部にも波及し,同党脱退・除名者らが合流して結党。中心は宮崎滔天の子宮崎竜介ら。無産政党の合同に積極的で,1930年7月似た性格の日本大衆党と合同して全国大衆党を結成。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぜんこくみんしゅうとう【全国民衆党】

中間派社会民主主義の無産政党。1929年9月の大阪を中心とする日本労働総同盟第3次分裂と労働組合全国同盟の結成が社会民衆党の内部対立に波及,同年12月の党大会で田万(たまん)清臣ら全国同盟派は脱退して新党結成に着手した。一方,東京で反幹部闘争を起こして同党を除名された宮崎竜介らがこれに合流,30年1月結党大会が開かれ,田万,宮崎,山内鉄吉らが中央執行委員に選ばれた。同党は同じ中間派の日本大衆党に接近,同年2月の総選挙に4名を立候補させたが落選,以後戦線統一に力を注ぎ,7月日本大衆党,無産政党戦線統一全国協議会とともに全国大衆党を結成した。

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