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全日本鉄道労働組合総連合会 ぜんにほんてつどうろうどうくみあいそうれんごうかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

全日本鉄道労働組合総連合会
ぜんにほんてつどうろうどうくみあいそうれんごうかい

略称 JR総連。 JR7社の各労働組合が主体となった JRグループ最大の労働組合連合体。旧国鉄が 1987年4月に民営化されて JRに改組されたのを機に,国鉄動力車労働組合 (動労) ,鉄道労働組合 (旧鉄労) などが合同して鉄道労働組合連合を結成,同年6月に現名称に改称した。しかしその後,旧動労系と旧鉄労系の対立が激しくなり,旧鉄労系 JR四国労組が脱退し,日本鉄道労働組合連合会 (JR連合) を結成した。日本労働組合総連合会 (連合) ,全日本交通運輸産業労働組合協議会 (交通労協) に加盟している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

全日本鉄道労働組合総連合会
ぜんにほんてつどうろうどうくみあいそうれんごうかい

略称JR総連。旧日本国有鉄道(国鉄)の分割・民営化を契機に結成された旧国鉄労働者の組合。日本労働組合総連合会(連合)加盟組織。1986年(昭和61)11月、国鉄の分割・民営化法案が成立すると、分割・民営化後の労使関係をにらみ、鉄道労働組合(鉄労)、国鉄動力車労働組合(動労)、鉄道社員労働組合連合会(社員労)、日本鉄道労働組合(日鉄労)などの組合を組織統合し、1987年2月、全日本鉄道労働組合総連合会(鉄道労連、結成当時組合員数約9万人)が発足、1989年(平成1)6月、略称をJR総連に改称した。その後、JR総連の分裂などがあり、JR総連を脱退したJR西労組などのグループと、1992年5月17日に組織を解散した日本鉄道産業労働組合総連合(鉄産総連)が、同年5月18日、日本鉄道労働組合連合会(JR連合)を結成した。
 2011年3月時点のJR内のおもな組合は国鉄労働組合(国労、組合員数約1万3500人)、JR連合(同約7万6000人)、JR総連(同約6万4000人)が主たる組織となっている。JR総連内部では、結成時に中核となった旧動労勢力が主力を占めている。[川崎忠文・早川征一郎]

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