全日本電機機器労働組合連合会(読み)ぜんにほんでんきききろうどうくみあいれんごうかい

百科事典マイペディア の解説

全日本電機機器労働組合連合会【ぜんにほんでんきききろうどうくみあいれんごうかい】

略称電機労連。1953年結成。産別会議翼下の全日本電気工業労働組合全電工),全日本金属労働組合金属)が衰退したのち,分散していた電気機器関係の労働組合が連合した組織。かつては中立労連中立労働組合連絡会議)の中心であった。連合加盟。現在は,全日本電機・電子・情報関連産業労働組合連合会(電機連合)と改称。組合員73万9700人(1999年)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

全日本電機機器労働組合連合会
ぜんにほんでんきききろうどうくみあいれんごうかい

略称電機労連。1992年(平成4)7月、電機産業から対象を広げ、電子産業さらに情報産業の労働組合を結集するために全日本電機・電子・情報関連産業労働組合連合会(電機連合)に移行した。

[大野喜美・編集部]

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世界大百科事典(旧版)内の全日本電機機器労働組合連合会の言及

【電機連合】より

産別会議に加盟)が前身。産別民主化運動のなかで49年解体,その後分裂していたが,労働運動の民主化と電機労働者の統一組織をめざし,53年6月に電機労連(全日本電機機器労働組合連合会)として結成。運動の基本は信義と友愛の精神のもと,労働基本権を遵守し,労働者の経済的・社会的地位の向上を期するとともに,産業の民主化,社会化,経済の平和的発展と世界平和の実現を期する。…

※「全日本電機機器労働組合連合会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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