全日本電機電子情報関連産業労働組合連合会(読み)ぜんにほんでんきでんしじょうほうかんれんさんぎょうろうどうくみあいれんごうかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

全日本電機電子情報関連産業労働組合連合会
ぜんにほんでんきでんしじょうほうかんれんさんぎょうろうどうくみあいれんごうかい

略称電機連合。 39年の歴史をもつ全日本電機機器労働組合連合会 (電機労連) が 1992年の定期大会で組織を変更,改称したもの。当初の発足は 53年6月に機器電機労働組合連合会,全国電機労働組合,東京芝浦電気労働組合連合会など既存の電機産業関係労働組合を統合し,重電・家電・通信機部門を網羅した産業別労働組合として結成された。 56年中立労働組合連絡会議 (中立労連) 結成の中心となり,64年には国際金属労働組合連盟日本協議会 (現金属労協=全日本金属産業労働組合協議会) 結成にも参加。一方 55年の8単産共闘以来,日本労働組合総評議会 (総評) 主導の春闘共闘の中核となったが,70年代後半から金属労協の共闘に軸足を移した。その多角的な活動を生かして労働界の再編・統一を積極的に推進し,民間の全日本民間労働組合連合会 (連合) の議長組合となった。連合に加盟

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